忙しい人ほど陥る『痩せれない体』を作るもの

手軽なはずの食事が、実は“太りやすさ”の原因かもしれません

コンビニ弁当、冷凍食品、スナック菓子、インスタント食品——。

忙しい毎日で、こういった加工食品に頼ることは誰にでもあります。

でも実は、こうした“便利な食べ物”が、 体の中で「炎症」を引き起こしている可能性があるんです。

そしてその炎症が、

  • 脂肪が燃えにくくなる
  • 代謝が落ちる
  • なんとなく体調がすぐれない …

といった、痩せにくさや体調不良につながっていきます。
今回は、加工食品と炎症の関係をやさしく解説します。


1. 加工食品に含まれる“炎症スイッチ”とは?

加工食品には、保存性や味をよくするために、 さまざまな「添加物」や「加工油」が使われています。

特に問題になるのが以下のようなもの:

  • 酸化した油脂(マーガリン、ショートニングなど)
  • リン酸塩や亜硝酸ナトリウム(加工肉やハム、ソーセージなど)
  • うま味調味料や人工甘味料

こうした成分は、体にとって“異物”として認識され、 免疫反応が働き、
結果的に慢性的な炎症が起こるきっかけになります。

(特に女性の方は免疫反応が男性と比べ高い傾向にある為、自己免疫疾患とのつながりも)


2. 炎症が「痩せにくさ」にどうつながるの?

慢性的な炎症が続くと、体は常に火事が起きているようなもの。
エネルギーは回復や防御に回され、脂肪燃焼や代謝に使う余裕がなくなってしまいます!

そして、炎症って自分では気づけないんですよね
本当に些細な体調不良なんです。

炎症状態が続くと、

  • インスリンの働きが鈍くなる
  • 血糖値が不安定になる
  • 疲れやすく、やる気が出にくくなる

といった変化も。

つまり、加工食品を頻繁にとっているだけで、 痩せにくい状態に体が“デフォルト”になってしまうのです。


3. こんな体調のサイン、ありませんか?

加工食品による炎症は、すぐに気づけるものではありません。 でも、こんな体のサインが出ていたら要注意です。

  • 朝すっきり起きられない
  • 肌荒れがなかなか治らない
  • いつもだるさや重さを感じる
  • イライラしやすく、甘いものがやめられない

これらは、体が「そろそろ無理してるよ」と送っているSOSかもしれません。


4. 今日からできる「炎症オフ」の食べ方

加工食品を完璧にやめる必要はありません。
また、全ての加工食品がそのような炎症を引き起こすわけでもありません。

『添加物』って必要だから入れている側面もありますから。

でも、毎日の食事で“炎症を起こしにくい食べ方”を意識してみましょう。

◎ 過度な加工されていない食材を選ぶ意識をする

  • 野菜・果物・海藻・きのこ・豆類をしっかり食べる
  • 白いパンやパスタより、玄米や雑穀、芋類を選ぶ
  • フルーツ・野菜等、色の濃いものを率先して食べる

◎ 炎症を抑える食材をプラス

  • 青魚(さば・いわし・さんま)
  • オリーブオイルやアボカド・非加熱のアマニ油やエゴマ油
  • 緑茶、ブルーベリー、カカオ(高カカオチョコ)
  • ターメリック・セイロンシナモン等の香辛料・スパイスをプラス

◎ お菓子や加工食品は“たまの楽しみ”に

「毎日ちょっとずつ」より「週末にご褒美」というルールにしたり
買い置きをしないような習慣作りが重要です。

家に置いてあると、ついつい食べてしまいますよね?
自制心を働かせる必要がないくらい、日常からはやや遠ざけると良いです。

そうすると、たまにのご褒美がより美味しく感じたりします笑


まとめ:体をいたわることが、代謝を上げる第一歩

加工食品は便利でおいしいけれど、 “ほどほど”の付き合い方が、健康にもダイエットにも大切です。

特に、代謝が落ちてきたと感じる方や、 何をしても痩せにくくなってきた方こそ、 「体の内側の炎症」を見直してみてください。

カロリー制限よりも先にやるべきことは、『何を食べるのか』『何を減らすのか』

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この記事を書いた人

那須塩原市にある
『健康』も『体型』も欲張りゲットできる。
パーソナルジムOPTI代表パーソナルトレーナー

『45歳以降の大人女性のダイエット』
『減量抵抗(停滞期)を打破する栄養指導』
『コンテストや競技者への栄養指導』
を得意とする。

『一時的に痩せるだけのダイエット』ではなく
『一生の健康を見据えたダイエット指導』を那須塩原から発信している。

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